地方大学生が100のやりたいことを達成する話

大都会とは縁遠い大田舎の地方大生が学生のうちにやっておきたい100のことを達成していく日々を綴ります。

ニュージーランドのスラングを考えてみた。

 

どうも、最近コテコテのニュージーランドなまりになってきたブログ主です。

 

そうなんです、ニュージーランドにはいわゆるKiwi Englishというのがあって、日本人が学校で習うアメリカの英語とは少し発音や言葉が違ったりするんです!

ちなみにKiwi(キウイ)というのはニュージーランド人の愛称のことですね。

 

さてさて、そんなKiwi Englishなんですが、人によっては「アメリカ英語じゃないからダサい」だとか「そんな発音日本でやったら笑われるよ」と思う人もいるようです。

しかし個人的には、

せっかくニュージーランドで英語を勉強しているのだから、ニュージーランドにいた「証」としてどんどんKiwi Englishしゃべっていこうよ!

と私は思っています。

他のみんながアメリカ英語を話しているときに一人だけニュージーランド英語で話したら、「こいつ、なにやつ…!?」みたいになって面白そうだと思いませんか?(笑)

 

まあ、そう思う人も思わない人も、今日は私がニュージーランドに留学していて「よく聞くな~」と思うスラングを紹介していきたいと思います!

 

 

①Sweet as (OK、いいね!)

 まず最初は”Sweet as”です。この言葉、まさにKiwi Englishの代名詞とも言えるフレーズで、ニュージーランドの人たちは使わない日はないというくらい使うのに対し、他の英語圏の人たちからしたら「何それ?What?」状態らしいです。意味は「OK」や「いいね」みたいなニュアンス。なんか聞かれたらとりあえず”Sweet as”って言っとけってくらい汎用性の高い言葉です(笑)

 

例)A "Why don't you go to McDonalds?"「マック行かね?」

  B "Sweet as!"「いいね!」

 

②Cheers (ありがとう)

 Cheersは他の英語圏の国でも使われているようですがニュージーランドでは特に使いまくります。意味は「ありがとう」ですが、雰囲気としてはもう少しくだけた「どうも!」とか「あざっす!」みたいな感じ。バスを降りるときとか、誰かにモノを取ってもらったときに意識せず”Cheers"と言えればあなたも立派なニュージーランド人です!

 

例)A "Here you are." 「はい、どうぞ 」(何かモノを渡して)

  B "Cheers." 「どうも!」

 

③No worries (心配いらないよ、どういたしまして)

 ニュージーランドでは"Don't worry"じゃなくて”No worries"と言います。僕も最初に聞いたときは「うわ、ネイティブががっつり間違えてる」と思ったのですが、どうやらこの国ではこれが一般的のようです。意味はだいたい"Don't worry"と変わらないのですが、ニュージーランドの"No worries"はそれよりもさらにいろんなところで使えます。手がぶつかってしまって「あ、ごめん!」と謝られても"No worries"でいいし、宿題で分からないところを教えてあげて「ありがとう!」と感謝されても"No worries"で伝わります。うまく当てはまる日本語は何かと聞かれれば「あ、いいよいいよ、大丈夫~」ですかねー。

 

例)A "I'm so sorry. I forgot my textbook." 「マジごめん!教科書忘れちゃった」

  B "No worries. I'll show you mine" 「大丈夫大丈夫、俺の見せるよ」

 

④Yeah nah (あー、いいね。でも俺はちょっと…)

 Yeah nahはまさに日本人にぴったりの表現です。何かに誘われたときにきっぱりと断るのではなく、なんかこうやんわりと拒否する感じ。「あーめっちゃいいじゃん。でも俺はちょっとやらなきゃいけないことあるんだよな~」というのを短くまとめたのが"Yeah nah"です。外国人は物事をはっきり言うと言われていますが、ニュージーランドにはこうしたすごく微妙な表現もあるって面白いですよね。案外、日本人とニュージーランド人って気が合うのかもしれません。

例)A "Hey. Shall we go to karaoke tonight?"「なあ、今晩カラオケ行こうぜ」

  B "Yeah nah. I have lots of homework."「あー行きたいけど結構宿題あんだよねー」

 

⑤Fair enough (んーOK分かった、まあ仕方ないよね)

 これまたニュージーランド人がよく使う言葉"Fair enough"ですが、このフレーズかなり日本語に訳しにくいんです。僕もよく耳にしていたのですが、最近ニュージーランド育ちの日本人の友達に聞いてやっとニュアンスが分かりました。イメージとしては「受け入れて了承する」感じ。「んーOK」っていう日本語が一番当てはまるかも。例えば、洋服を買いに行ったときに気に入った服を見つけたのだけど、自分にぴったりのMサイズがない。そこで「これのMサイズありますか?」って聞いたときに「すみません在庫ないんですー」と返されたら"Fair enough"の出番です。「んー、そうですか。それならまあ仕方ないですね」っていう受け入れて了承するニュアンスです。他にも問題の答えを知っているか聞いて、「あー、ごめん、俺も分かんないや」って返されたら"Fair enough"です。「あー、そっか。じゃあまずいいわ」っていうニュアンスになりますね。こんな感じで一言で日本語に言い換えることはなかなか難しいんです。ただこれを完璧に使いこなせたらあなたもニュージーランド人から一目置かれるかもしれません!

 

例)A "Do you have smaller one?"「もう少し小さいのってあります?」

  B "I'm sorry. There is no stock."「すみません、在庫がないんですよ」

  A "OK. Fair enough." 「あーそうなんですか。じゃあまずいいです」

 

 

どうでしたか? 少しはKiwi Englishに興味を持ってもらえたでしょうか?

自分がみんなとは少し違う英語をしゃべっているという気分もなかなか楽しいものですよ。それに、もしニュージーランド人と仲良くなりたいなら、ニュージーランドスラングを一言言えば一気に仲良くなれます。

私たち日本人も外国人の方に「こんにちは」と言われるよりも「マジか、ハンパないね」って言われた方が「え、なになに、なんでそんな言葉知ってんの?」ってもっとその人と話したくなりますよね。それと一緒です。

他にも「え、そんな言い方すんの?」っていうフレーズがまだまだあります。

それについてはまた続編があれば紹介していきたいと思います。

とりあえず、皆さんがニュージーランドに興味を持つキッカケになってくれれば幸いです。

 

それではまた!